外科講義外科講義前期試験本試験 A.以下のうちから正しい数字を挙げよ。 1) 挫傷:創の開裂、出血、機能障害 2) ショック:体温、血圧低下、乏尿、虚脱、体重の25%出血、末梢循環不全 3) フレグモーネ:局所感染症、敗血病、急性化膿性炎、白血球の増加 4) ブドウ状菌:去勢後の継発症、慢性化膿性肉芽腫性感染 5) 呼吸性アシドーシス:換気不全、動脈血CO2増加、base exces低下 6) DIC:敗血症、血液凝固能低下、抗プラスミン剤静注 7) 炎症:発赤、腫張、疼痛、c反応性蛋白上昇 8) 後天性瘻孔:尿膜管瘻、唾液瘻、歯瘻 9) 外科的侵襲時:抗利尿ホルモン、カテコラミン上昇、レニン-アンジオテンシン系活性化、成長ホルモン減少 10)波動:指圧根、半流動の内容物、脂肪組織 B.以下の語句を臨床的に説明せよ。 1)サードスペース 2)乾酪壊疽 3)胸垂 4)代謝性アルカローシス 5)病的損傷 C.1)破傷風の原因菌、潜伏日数、臨床症状について述べよ。 2)創傷の治癒過程と阻害する全身的因子を述べよ。 3)数日前から食欲減少で乳腺腫瘍を摘出したいという犬(体重15kg、年 齢8歳)を連れて来院した。一般所見から明らかに脱水(体重の7%脱水) していた。腫瘍の転移はなく、血液学的診断からPCVが52%て血漿蛋 白が8.0g/dlであった。手術が遅延したので輸液することにした。 Q.輸液の種類とその量を理由をつけて答えよ 再試験 注:あまり正確ではありません。 2,以下の項目の原因、治療法を述べよ。 1)DIC 2)放線菌症 3)フレグモーネ 4)肉芽創 3、輸血適応症について説明し、禁忌、輸血量の計算式を求めよ。 4,頚部をかまれた猫が運ばれてきた。創は自壊し、膿が出ていた。この治療法を具体的に述べよ。(麻酔を含む) |